脂肪肝の原因のコレステロールと中性脂肪値を下げる｜黒にんにくの効果効能

2017/07/22 2017/10/11

黒にんにくの効果効能調査隊！　【目次】

1 脂肪肝とは
- 1.1 脂肪肝の症状とは
- 1.2 脂肪肝の原因とは
2 脂肪肝の予防方法について
3 まとめ

脂肪肝は軽い病気だと考えられてきましたが、実は肝臓がんなどの重い病気に進行することもあるので、近年では注目度があがっています。

脂肪肝といっても、いったいどういった病気なのかいまいちわからないかたも多いので、そのあたりから紹介します。

脂肪肝とは

肝臓に脂肪が蓄積してしまった状態のことをいいます。

健康な肝臓は3％～5％程度の脂肪をもともと含んでいますが、脂肪肝になると5％を超えてしまいます。30代～70代の人に多い病気ではあるのですが男性では40歳前後。

女性では40代以降の中高年に多いとされます。

最近では脂肪肝は若い女性でも多くなってきています。

脂肪肝の症状とは

実は脂肪肝の症状はないというか自覚症状がありません。

健康診断などで脂肪肝と診断されてはじめて判明するということが多くあります。
脂肪肝は自覚症状がないため放置しやすい病気になります。

脂肪肝の原因とは

脂肪肝とは、おもに食べ物や飲み物を摂りすぎることにより、肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まってしまうことをいいます。

本来であれば肝臓の機能によって、中性脂肪の量はコントロールされているのですが、肝機能の低下などにより肝臓に過度な負担がかかることで脂肪が溜まりやすくなります。

特に女性の場合は、糖質のとりすぎによる脂肪肝が多いとされます。
普段からお酒を飲まない若い女性でも脂肪肝になることがあるんですが、原因としては運動不足や無理なダイエットが主な原因。

脂肪肝の予防方法について

運動不足、無理なダイエットが原因となり得ることから、適度な運動と正しいダイエット方法を行うこと。

また、食生活、生活習慣を改めることで脂肪肝の予防になります。

食生活の改善

まず第一に、脂肪肝の予防対策として考えられるのが食生活の改善。
改善策としては、脂っこい食べ物を控えめにする。

また、糖質を摂りすぎない。

果物の糖質は吸収が良いので、摂りすぎると脂肪肝になりやすくなります。

食事によって血糖値を急上昇させないために食事を摂る順番も大切。
例えば、野菜→タンパク質→炭水化物のように食べることで血糖値の急上昇を抑えることができます。

適度な運動を行う

適度な運動で脂肪を燃やして筋肉をつけましょう。

インナーマッスルを鍛えることで基礎代謝が上がり脂肪が付きにくくなります。

黒にんにくの中性脂肪値を下げる効果

黒にんにくは中性脂肪値を下げる効果があります。

熟成させた黒にんにくの「S-アリルシステイン」は、体内に摂り入れることによって肝臓の機能を強化してくれる働きがあります。

この成分は、にんにくに含まれる数ある健康効果のなかでも、特に代表的なもので、にんにくの効果や効能などはこの「S-アリルシステイン」がもとになって変化したものだとされています。

そのため通常のにんにくを食べるよりも健康効果が高く、身体には嬉しい効果を発揮してくれるのです。

黒にんにくには健康をサポートするアミノ酸なども豊富に配合しています。

肝臓の機能を強化してくれることで、血中に存在している脂肪の代謝を促してドロドロになりがちな血液の循環を促してくれる効果が期待できます。

その結果、血液中の存在するコレステロールの値も少なくなるので、結果的に中性脂肪を下げる効果が期待できるのです。

黒にんにくでコレステロール値を下げる効果

脂肪肝の原因のひとつに、肝臓にコレステロールがたまってしまっていることが挙げられます。

黒にんにくには血中のコレステロールを減らす効果

黒にんにくに含まれる「ジアリルトリスルフィド」によって、血中のコレステロールを減らし、血液をさらさらにしてくれる効果が期待できます。

日本人の死因の多くを占める「脳卒中」や「心筋梗塞」などの予防にも効果を発揮。

また黒にんにくは、通常のにんにくに対して10倍以上の高い抗酸化力を持っています。

コレステロールの原因となる悪玉コレステロールを退治して、血管がドロドロな状態になってしまうのを防ぐ効果も期待できます。

ＨＭＧ‐CoＡ合成酵素とＨＭＧ‐CoＡ還元酵素が肝臓内のコレステロールを作る酵素になりますが、この2つの働きを黒にんにくが防いでくれるのです。

これらはマウスや人体実験によって解明されています。

まとめ

脂肪肝がお酒を飲まない若い女性でも多くなっているという理由がわかりましたね。
運動不足や無理なダイエットでも脂肪肝が起こり得るということで、会社勤めの忙しいOLにもかなりの確率で起こり得る病気ということです。

適度な運動と食生活の改善、黒にんにくで予防をしましょう。